+10(プラステン)!10分ランチフィットネス®で、チャーミングな地域社会創造に貢献!

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新着情報 NEWS

2025.6.10
メールマガジンコラム

【コラム】第1回(全3回)「誰を対象にサービスやモノを提供するのか」について 

【コラム】第1回(全3回)「誰を対象にサービスやモノを提供するのか」について 

池田美奈子 プロフィール

Edit-and-Design主宰。編集者、デザイン研究者。

ドイツ・フランクフルトのゲーテ大学で美術史を学んでいた時にバウハウスと出会いデザインの道へ。帰国後、東京藝術大学大学院を修了し、同大学助手を務めた後、日経BP 社に勤務し『日経デザイン』誌の編集者となる。独立して、IIDj 情報デザインアソシエイツ (Institute for Information Design Japan) を共同設立し、情報デザインを中心に活動を展開。

2003 年から2024 年まで九州大学大学院芸術工学研究院・准教授。デザイン史、デザイン理論、情報編集などの専門を背景とし、伝統工芸やビジョンデザイン、ジェンダー、コ・デザインなど、分野を横断したデザインプロジェクトに取り組んでいる。九州大学客員教授、日本デザイン学会理事。

 長年、編集とデザインの理論と実践に取り組んできましたが、その醍醐味は、今まで知らなかったものごとに出会い、自らも能動的に参加できることです。これは専門性のない専門の面白さと言えるかもしれません。今回も森山暎子さんの「健康と運動」をテーマにした本の編集に携わる機会をいただき、今までほとんど注意を払ってこなかった多くのことを知り、考え、自分でも試しながら、それを読者に伝える仲立ちとして表現し、すっかりこのテーマが自分事になっています。

 今回のコラムでは、「誰を対象にサービスやモノを提供するのか」を考えてみたいと思います。編集者の立場から言えば、対象は「読者」ですが、本当はそれだけではありません。著者も、さらには編集者である自分自身も対象になります。著者が言わんとしていることの本質を探り、それがうまく伝わる言葉や構成を読者の立場で探し求め表現するプロセスを通して、編集者自らも楽しみながら成長していきます。これは、誰かが誰かに一方的にサービスを提供しているのではなくて、クリエイティブな持ちつ持たれつの共創関係です。

 デザインの場でも同じです。かつての「人々のためにデザインする (Design for People) 」から、「人々と一緒にデザインする(Design with People) 、そしてデジタル技術が発達した現在では「人々が自分でデザインする(Design by People)」へと可能性は広がっています。1990年代の半ば、子どもも高齢者も、障がい者も健常者も誰もが使いやすいデザインを目指すユニバーサルデザインやインクルーシブデザインへの注目がきっかけとなり、デザイナーだけではなくユーザーも交えてデザインすることが意識されるようになりました。

 ここで気になるのが、やや座りの悪い「人々(People)」という言葉ではないでしょうか。サービスやモノを受け取る側、つまり対象者としての「人々」が誰なのか。デザインやマーケティングの中では、ユーザー(利用者)、カスタマー(顧客)、クライアント、コンシューマー(消費者)、生活者など、行政の文脈では、市民、住民、教育現場では、生徒や学生、あるいは参加者という言葉が使われています。これらの言葉は、サービスやモノを提供する側と受け取る側が分かれていることが前提であり、そこに対価の授受関係や社会的な立場の意味が付加された両者の固定的な関係性を示しています。しかし、この提供者と受益者という関係性がくるくると形を変える共創の場にあっては、ニュートラルに「人々(People)」としか言い表しようがないのでしょう。一言で表せるもっとスマートな言葉が発明できればベストなのでしょうが、むしろこうした言葉の数々を意識することで、デザインや編集、さらにはフィットネスのレッスン、コミュニティにおける人々との関係性を再考できます。それは単なる言葉の話ではなくて、場づくりのあり方や人々のモチベーション、人間関係、ひいては一人ひとりの身体活動や精神活動、社会活動に大きな影響をもたらすでしょう。

2025.6.2
新着情報認定資格指導者の活動だより

IR活動紹介♡vol.52 金子暁子インストラクター

IR活動紹介♡vol.52 金子暁子インストラクター

■パラディソ®サテライト1級インストラクター

現在、スポーツクラブと市の施設でZUMBA、ヨガ、健康体操を指導しています。

参加してくださるメンバーさんに常にお伝えしているのは、腰を立てる事と丹田の意識!

自分にも常に問いかけています。20年前の養成コースで学んだ事がいつもベースにあります。

現在、スポーツクラブと市の施設でZUMBA、ヨガ、健康体操を指導しています。

参加してくださるメンバーさんに常にお伝えしているのは、腰を立てる事と丹田の意識!

自分にも常に問いかけています。20年前の養成コースで学んだ事がいつもベースにあります。

そして、私は趣味のために過ごす時間も大切にしています。

園芸とフラメンコです。

どちらもお金がかかるので今日も仕事を頑張ろう!とスイッチを入れています。

2025.5.1
新着情報認定資格指導者の活動だより

IR活動紹介♡vol.51 内田恵子インストラクター

IR活動紹介♡vol.51 内田恵子インストラクター

■パラディソ®サテライト1級インストラクター、10分ランチフィットネス®教育トレーナー

権藤蕗IRと交代で担当金山公民館でのパラディソ体操月3回。2013年10月より続いている自主グループですが、私は途中から担当させていただいています。

60代〜80代の方々がこの1〜2年位で徐々に増え現在は17名在籍。椅子に座って行う方等、体調に合わせて無理なく参加です。和気あいあいとした雰囲気で、とにかくお話が止まりません笑。世間話だったりお互いの体調を気づかったり。「一人ではしないけど、ここに来たら続けられる」「お話するのが楽しい」と言った声も

この様な通いの場は大切だなと実感しています。これからも皆様に寄り添い今後も長く継続していきたいと思います。

2025.4.3
メールマガジンコラム

【コラム】第3回(全3回) 身体活動ガイド:BK30(ブレイク・サーティー)

【コラム】第3回(全3回) 身体活動ガイド:BK30(ブレイク・サーティー)

 

 最終回となる今回は厚生労働省の研究班(厚生労働科学研究班)が、SW10と合わせて推奨しているシンボルマークであるブレイク・サーティー(BK30)を紹介します(図1)。

 前回のコラムでは、厚生労働省が公表したスイッチ・テン(SW10)のシンボルマークとスイッチ・テンの考え方を紹介しました。SW10 は一般の人たちに向けて「不活動な生活から活動的な生活に活動的な生活からもっと活動的な生活に少しでもスイッチ(切り替え)しましょう」と呼びかけます。

 

 そして、SW10の「10」は、「少しでも」を具体的に表現するもので、「まずは、身体活動を10分増やし、じっとしている時間を10分減らしましょう」と呼びかけます。

 最新のエビデンスに基づいて改訂されたアクティブガイド2023は、座りっぱなしの時間のうち、まずは10分、からだを動かすことに代えてみることを推奨しています。

 SW10は不活動な生活、つまり、じっとしている時間の長さを短くすることを推奨していますが、BK30はじっとしている時間を定期的に中断(ブレイク)することの重要性を伝えます。じっとしている状態をブレイクする回数が多いと、糖代謝動態、血管機能、血圧などを改善し心血管代謝疾患のリスクを下げることが報告されています(図2)。

 具体的な研究をひとつ紹介します(図3)。

この研究はアメリカスポーツ医学会の雑誌に掲載された研究で、11人の成人が5日間にわたり、朝食後にさまざまな頻度と時間でじっとしている時間をブレイクしたものです。すべてのケースにおいて朝食後や昼食後に血糖値が上昇するのですが、じっとしている時間をブレイクした場合は血糖値の上昇が抑えられています。特に30分毎に5分間ブレイクした場合が最も抑えられていました。

 このような最新の研究を踏まえて、厚生労働省の研究班が考え出したのがBK30です。BK30は「じっとしている時間を定期的にブレイク(中断)しましょう」と呼びかけます。そして、BK30の「30」は「例えば30分に1回、3分程度立ちあがってからだを動かしましょう」と呼びかけます。

 SW10とBK30、ぜひ覚えてください!そして、元気と健康のために生活に取り入れてください!

澤田 亨 プロフィール

1983年 福岡大学 体育学部 卒業/1985年 順天堂大学大学院 体育学研究科 修了/1999年 博士(医学)学位 取得(順天堂大学)/1985年~2012年 東京ガス(株)人事部/2012年~2018年 国立健康・栄養研究所 身体活動研究部 室長/現職 早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授

専門分野はスポーツ疫学・公衆衛生学。 厚生労働科学研究の研究班の代表として、身体活動・運動分野の多くの研究者と共に「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の原案を作成。

2025.4.1
認定資格指導者の活動だより

IR活動紹介♡vol.50 有馬真理枝インストラクター

IR活動紹介♡vol.50 有馬真理枝インストラクター

■パラディソⓇサテライト1級インストラクター

今年で28年目になる春日市スポーツセンターでの自主グループ活動。現在約50名の方が参加されています。

長きに運動指導に携わっていますが、継続の方々の目的意識が変化している様に思います。

独居の方も増え、何日も誰とも話す機会がなく話し合い手はTVだけという方も多くなりました。週に一度のレッスンが、皆さんの生きる楽しみになっていると感じます。レッスンでは沢山笑い、話し、人に触れ、自分に触れる時間を大切にしています。皆さんとのレッスンの時間が私の生きがいです。

2025.3.3
認定資格指導者の活動だより

IR活動紹介♡vol.49 障がい者デイサービス(生活介護)Enjoy(エンジョイ)代表:益満えりかIR 福原照美IR

IR活動紹介♡vol.49 障がい者デイサービス(生活介護)Enjoy(エンジョイ)代表:益満えりかIR 福原照美IR

パラディソ1級IRのお二人が2025年4月に障がい者デイサービス(生活介護)Enjoyをオープンします

障がい者の学校を卒業すると運動する機会の減少や、座っての作業が多いなど運動不足になりやすい課題に向けてパラディソ体操やチェアエクササイズなどのニコニコペースの運動ができるスタジオが併設されます。Enjoyは障がいがある方もその家族もスタッフもみんなが人生をエンジョイする素敵な場所です。

2025.2.18
新着情報

代表理事の森山暎子が【福岡市市民スポーツ功労賞】をいただきました

代表理事の森山暎子が【福岡市市民スポーツ功労賞】をいただきました

この度、代表理事の森山暎子が【福岡市市民スポーツ功労賞】をいただきました。これもひとえに支えて下さる皆様のお陰です。感謝申し上げます。

そして、2/7(金)市役所での表彰式に参加させて頂きました。ひとつずつ積み上げてきた事が形となると嬉しいですね。

これからも地域、社会の為にできる事

ひとりひとりに合わせた指導…目指すこと、在りたい姿を対話を通してチームで未来に向かって進んでいきたいと思います。

2025.2.17
メールマガジンコラム新着情報

【コラム】第2回(全3回) 身体活動ガイド:SW10(スイッチ・テン)

【コラム】第2回(全3回) 身体活動ガイド:SW10(スイッチ・テン)

 

 前回のコラムで、2024年1月、厚生労働省から専門家向けの「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(以下、専門家向けガイド)」が公表されたことをお伝えしました。厚生労働省から公表される身体活動ガイドは2部構成になっており、2024年12月末に一般向けの「アクティブガイド2023(以下、一般向けガイド)」が公表されました。

前回のコラムでプラス・テン(+10)について紹介させていただきましたが、今回の一般向けガイドには+10に加えてスイッチ・テン(SW10)のシンボルマーク(右図1)が掲載されています。

 専門家向けガイドにおける成人版RECOMMENDATIONシートには、前回のコラムで紹介した身体活動と健康リスクの関係を示した研究データに加えて、座位時間と死亡リスクとの関係を示した研究データを紹介しています(下図2)。

 

 2003年にアメリカの看護師さんを6年間追跡した研究が公表され、座っている時間が長いと2型糖尿病を発症しやすいことが示されました。その後、座っている時間とさまざまな健康指標(死亡率や各種疾病罹患率)の関係が調査され、現在ではその研究数は2万件を超えています。そして、これらの研究の中でとびきり質の高い34本の論文をまとめて作成したのが図2です。

これまでの研究が示していることは、今回のガイドの推奨事項における全体の方向性である「今よりも少しでも多く身体を動かす」と、座位行動の推奨事項である「座りっぱなしの時間が長くなり過ぎないように注意する」です。つまり、健康づくりのためには、座りっぱなしの時間を身体を動かす時間に切り替えることが重要だということです。このため「+(プラス)」に代えて「SW(スイッチ)」という用語を使っています。そして、座りっぱなしをやめて+10=SW10としています。

 図1に示しているように、SW10 は一般の人たちに向けて「不活動な生活から活動的な生活に活動的な生活からもっと活動的な生活に少しでもスイッチ(切り替え)しましょう」と呼びかけます。そして、SW10の「10」は、「少しでも」を具体的に表現するもので、「まずは、身体活動を10分増やし、じっとしている時間を10分減らしましょう」と呼びかけます。最新のエビデンスに基づいて改訂されたアクティブガイド2023は、座りっぱなしの時間のうち、まずは10分、からだを動かすことに代えてみることを推奨しています。

 

 現職  早稲田大学 スポーツ科学学術院教授
 専門分野はスポーツ疫学・公衆衛生学

 厚生労働科学研究の研究班の代表として、身体活動・運動分野の多くの研究者と共に「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の原案を作成

2025.2.3
認定資格指導者の活動だより

IR活動紹介♡vol.48 加藤妙子インストラクター

IR活動紹介♡vol.48 加藤妙子インストラクター

■10分ランチフィットネス2級インストラクター

15年間、福岡市食生活改善推進員(ヘルスメイト)として活動しています。

スローガン:「私達の健康は私達の手で」地域の方へ食育や健康づくりの教室を通し、食生活や運動の大切さをお伝えしています。

また15年前に水泳をはじめ、泳ぎが上手くなりたい、自分の体の使い方や運動の基本を知りたいという思いで、2024年食進会の仲間と一緒に2級インストラクター養成講座を受講。日常生活でも丹田を意識した体の使い方を実践するようになって、大好きな水泳がさらに楽しくなりました。

子育てが一段落したころに素敵な出逢いで食進会の活動を始めて、現在は自分の健康のために10分ランチフィットネス®2級インストラクターになりました。次は1級まで取得したいです。

2025.1.15
イベント

3月2日福岡大学病院で「ウェルネス指導者のためのフォロー講座」を開催します

3月2日福岡大学病院で「ウェルネス指導者のためのフォロー講座」を開催します

1日で色々な分野の先生方の講座を受けられるチャンスです。

代表理事 森山暎子のマルチコンポーネントについての講座もあります。

健康運動指導士、実践指導者、JAFAの資格更新単位取得可能です。

一般社団法人10分ランチフィットネス協会
(スタディオパラディソ内)

住所 〒815-0071
福岡県福岡市南区平和1丁目
2番23号(スタディオパラディソ内)
電話番号 092-524-2245
Fax番号 092-524-2281

●電話受付時間/9:00~18:00(土・日・祭日休み)
●西鉄バス「山荘通りバス停」より徒歩1分
●西鉄大牟田線「平尾駅」より徒歩5分
●お客さま駐車場はございません。近くのコインPをご利用願います。

電話でのお問い合わせ

092-524-2245

電話受付時間 / 9:00~18:00(土・日・祭日休み)

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