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2024.6.10
メールマガジンコラム

【 コラム 】第1回 (全3回) 健康学習を始めよう!~「習慣がない、という方に」

【 コラム 】第1回 (全3回) 健康学習を始めよう!~「習慣がない、という方に」

 

〈 寄稿 本間正人 氏 〉「教育学」を超える「学習学」の提唱者。 NHK教育テレビでビジネス英語の講師などを歴任。

京都芸術大学客員教授、らーのろじー(株)代表取締役

東京大学文学部社会学科卒、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.

最新刊「100年学習時代」(BOW BOOKS)

 習慣がない、という方に  「身体にいいこと、やってる?」と質問されて、このメールマガジンをお読みの方は、「はい!」と力強くお答えになるでしょう。

 しかし、世の中には、「やろうとは思っているんだけど」と言葉を濁す人も少なくありません。  そして、そんな場面でよく耳にする代表的な言い訳のパターンが3つあります。すなわち「習慣がない」「時間がない」「もう歳だから」

 健康学習に限らず、あなたの周りにそんなことをおっしゃる方、いませんか?

 3回シリーズの第一回は「習慣がない」という言い訳に対する傾向と対策をご紹介します。

 何か「これをやろう」と思い立ったものの三日坊主になってしまった、という経験のある方、多いですよね。英会話、ダイエット、禁煙、そして「カラダにいいこと」。

 僕は、NHK教育テレビで「ビジネス英語」の講師を3シーズンつとめましたが、テキストの売り上げは4月号から5月号になる時に、ガタッと下がります。  あるいは、「三日坊主になるのではないか」と懸念して、新しいチャレンジをとりやめた、という方もいるかも知れません。「羹(あつもの)に懲りて、膾(なます)を吹く」というケースもありそうです。  

 しかし、何事も始めないと続きません。そして、もし仮に長続きしなかったとしても、チャレンジしたことに、大きな意義があります。それは人間しかできないことだから。三日坊主を積極的に推奨しませんが、「自分には合っていなかった」と発見できれば、それも貴重な最新学習歴を更新したことになります。洋服でも試着しなければ、似合うかどうかわからないのですから。  

 AIやロボットは、「計算せよ」「印刷せよ」「加工せよ」などとコマンドを入力されたことを忠実に遂行します。逆に言うと、命じられたこと以外はしない、できないのです。

 ところが、人間は「やってみよう」と発意できます。「あの丘を越えて行こう」「海の向こうに渡ろう」「こんな道具を作ってみよう」などと、チャレンジした先人がいたからこそ、文明は発展したのです。  ですから、これまで運動習慣がなかった人が、一念発起して「やってみよう」と言ったら、周りの人はブレーキをかけるのではなく、「いいね」と、応援してあげたいものです。(もちろん健康上、無理してはいけませんが。)

 そして、習慣になるまで継続する秘訣は「楽しむこと」です。「気持ちいい!」「レベルが上がるのが楽しい」「誰かと一緒だとうれしい」「道具にこりたい」「エクササイズの後のビールの1杯がたまらない」、など、楽しみ方も人それぞれですが、ひとたび習慣になってしまえは、努力は必要ありません。むしろ、毎日やらないと、落ち着かないようになっていきます。

 一般に「2週間、続ければ習慣になる」と言われています。ですので、まずは、始めること。そして、自分なりの楽しみ方を見つけることです。  さて、どこから手をつけましょうか?

 本間正人氏 プロフィール  

「教育学」を超える「学習学」の提唱者。NHK教育テレビでビジネス英語の講師などを歴任し、「研修講師塾」「調和塾」を主宰。誰もが最新学習歴を更新し続ける「学習する地球社会のビジョン」構築を目指す。現在、京都芸術大学客員教授、らーのろじー(株)代表取締役、NPO学習学協会代表理事、一般社団法人クロスオーバーキャリア代表理事、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事、NPOハロードリーム実行委員会理事などをつとめる。東京大学文学部社会学科卒、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。コーチングやほめ言葉、英語学習法、などの著書80冊。最新刊は「100年学習時代」(BOW BOOKS)

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2024.4.19
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vol.15 第3回(全3回)ウェルビーイング〜幸せと健康と運動と。〜

vol.15 第3回(全3回)ウェルビーイング〜幸せと健康と運動と。〜

第3回:ウェルビーイングと健康・運動

第1回目にウェルビーイングの要素として、身体的、精神的、社会的の3つをご紹介しました。

身体的ウェルビーイングの為には、運動が大切だと述べましたが、運動は身体的だけでなく、精神的ウェルビーイングにも効いてくることが分かっています。さらに、友人と運動をしたり、職場のメンバーで運動することは社会的ウェルビーイングにも効いてきますから、運動は包括的にウェルビーイングを高める取り組みと言えるでしょう。

運動と幸せの関係性について、これまで数多くの研究が行われてきました。それらの研究結果から、運動をすることで幸せになれることが明らかになっています。興味深いことに、運動と幸福度の関係は双方向的であり、運動をすると幸せになるだけでなく、幸せだと運動をするようになるのです。つまり、幸せと運動のどちらから始めてもよいということですね。是非、幸せと運動、取り組みやすいことから始めてみてください。

また、運動の効果は年齢に関係なく得られることもわかっています。若年層でも、中年層でも、高齢層でも、運動は幸せにつながるのです。年齢は関係ありません。

さらに、運動の強度についても、低強度でも中程度でも、高強度でも有効であるという報告があります。つまり、ちょっとした運動でも十分に幸せを感じられるということです。

では、具体的にはどのような運動が良いのでしょうか。オススメは以下の4つです。

①誰かと一緒に運動する

②太陽の光を浴びながら運動する

③リズミカルな運動をする

④身体感覚を優位にする運動をする

友人や家族、職場の仲間達と一緒に運動することで、コミュニケーションが深まり、絆が深まります。太陽の光を浴びることで、ビタミンDの合成が促進され、幸せホルモンであるセロトニンの調整に繋がります。リズミカルに体を動かすことで、ストレス解消になりますし、こちらもまたセロトニンを増やす効果が報告されています。他にも、ヨガやストレッチなど、身体の感覚を意識する運動は、特に頭中心の現代生活を送っている方にとって心身のリラックスにつながります。

もちろん運動するだけでも、幸せに効いてきますが、可能であれば上記の4点も意識してみて下さい。

運動は、私たちの心と体の健康を支える大切な要素です。幸せになるためにも、健康であるためにも、今日から運動を始めてみませんか。

太田雄介氏
株式会社はぴテックCEO 兼 CHO(ハピネス)
慶應義塾大学 システムデザイン・マネジメント研究所 研究員
一般社団法人ウェルビーイングデザイン 理事

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2024.2.10
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vol.15 第2回(全3回)ウェルビーイング〜幸せと健康と運動と。〜

vol.15 第2回(全3回)ウェルビーイング〜幸せと健康と運動と。〜

第2回:ウェルビーイングを測ってみよう

●精神的ウェルビーイングとは

精神的(Mental)なウェルビーイングに関しては、前野らによる研究により、幸せな心の在り方は「やってみよう因子(自己実現と成長)」「ありがとう因子(つながりと感謝)」「なんとかなる因子(前向きと楽観)」「ありのままに因子(独立と自分らしさ)」の4つの因子に分けられることが明らかにされました。数多くある幸せな心の在り方を、ざっくりと言うと、この4要素に集約されたということです。(統計的には因子分析という手法により)。これらの要素は、日常生活の中で意識的に取り入れることで、自己の精神的なウェルビーイングを高めることができるとされています。例えば、「やってみよう」という心の姿勢は、新しいことへの挑戦や主体性、学習に対する意欲を生み出し、人生に対する満足度を高めるでしょう。「ありがとう」という感謝の気持ちは、他者への感謝だけでなく、自然や社会、現状に対する感謝を意識することで、ポジティブな感情を増加させます。「なんとかなる」という楽観的な考え方は、困難に直面したときにも前向きな態度を保ち、ストレスの影響を和らげる効果があります。そして、「ありのままに」という受容は、自分自身や周りの人々をそのまま受け入れることで、心の平和を保つのに役立ちます。

●ウェルビーイングを測る

ウェルビーイングへの道は、健康やダイエットに対するアプローチと似ています。健康を求めるならば、まずは健康診断から。ダイエットを志すなら、体重計に乗って現状の把握を。つまり、ウェルビーイングを高める旅も、自己理解から始まるのです。

自らの幸福度を測る「Well-Being Circle」のようなツールは、まさに現代人にとって必要な道具。月日が流れる中で、私たちはしばしば自分自身のことを見失いがちです。しかし、このような自己評価ツールを定期的に利用することで、心の健康状態をチェックし、自己改善への一歩を踏み出すことができるのです。

https://well-being-circle.com/

ウェルビーイングの高め方は、単にポジティブな思考を持つことだけではありません。それは、生活の中での小さな習慣や、日々の選択に意識を向けることです。自分自身と向き合い、自己の幸せの状態を深く理解すること。そして、その理解を基に、生活の質を向上させる具体的なステップを踏むことが大切です。 健康診断が体の不調を早期に発見し、治療を促すのと同じく、ウェルビーイングの診断は心の不調を知らせ、改善へと導くランプのようなもの。幸せとは、遠い山の頂ではなく、日々の小さな積み重ねの中に存在するのです。自己評価を通じて、自分自身の幸せを形作る要素を明確にし、それを育て、守り、大切にすること。これが、ウェルビーイングを高め、充実した日々を送る秘訣なのです。


太田雄介氏
株式会社はぴテックCEO 兼 CHO(ハピネス)
慶應義塾大学 システムデザイン・マネジメント研究所 研究員
一般社団法人ウェルビーイングデザイン 理事

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2023.12.10
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vol.15 第1回(全3回)ウェルビーイング 〜 幸せと健康と運動と。〜

vol.15 第1回(全3回)ウェルビーイング 〜 幸せと健康と運動と。〜

第1回:ウェルビーイングとは何か


●ウェルビーイングの広がり

ウェルビーイングの概念は、私たちの生活においてますます中心的な役割を担うようになってきました。2023年のヒット番付(SMBCコンサルティング発表)では、その重要性が高まりから、大関を獲得しています。これはただの一時的な流行ではなく、国の政策や教育の分野における基本的な考え方として確立しつつあります。

例えば、経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太の方針2022)では、ウェルビーイングの推進が日本の政策の柱の一つとして掲げられました。岸田内閣総理大臣の所信表明演説でも、国民一人一人の幸福感の向上が重要な目標として語られています。そして、教育の現場に目を向ければ、次期教育振興基本計画においても、ウェルビーイングは重要なコンセプトとして取り入れられています。一人一人の多様な幸せを尊重し、それを社会全体の幸せへとつなげる考え方は、これからの教育の方向性を示唆しています。


このように、ウェルビーイングは個人の生活だけでなく、社会全体の基盤をなす概念へと進化しています。これは、経済成長や物質的な豊かさだけではなく、精神的な満足度や幸福感も重要であるという認識の表れです。ウェルビーイングを重視することで、持続可能な社会の構築に向けた新たな一歩を踏み出すことができるのです。

●ウェルビーイングとは

ウェルビーイングとは、単に病気がないという意味での健康だけではなく、心身の健康、心の充実、環境に対する満足感を総合的に捉えた幸福感です。私たちの幸せは、生物学的、心理学的、社会的な複数の要素によって構成されており、これらは相互に影響を及ぼし合いながら私たちの生活の質を形作ります。

ウェルビーイングという言葉は、1948年に世界保健機関(WHO)憲章前文で「健康」の定義として登場しました。 『健康とは、病気ではない、弱っていないということだけではなく、身体的(Physical)にも、精神的(Mental)にも、そして社会的(Social)にも、すべてが満たされた状態(ウェルビーイング)にあることをいいます。』
身体的(Physical)なウェルビーイングについては、運動と睡眠が大切です。中でも運動については、運動によって心臓の健康が促進され、血糖値が安定し、免疫機能が強化されるなど、様々な利点が報告されています。また、運動はストレスホルモンのレベルを下げ、幸福感を高めるエンドルフィンの分泌を促進します。これらの生理学的な変化は、私たちの身体的なウェルビーイングに直接的に貢献しますし、精神的なウェルビーイングにも繋がってきます。
先に述べた様にウェルビーイングは今や、私たちの生活における重要なキーワードです。それは健康、仕事、教育、さらには国家政策に至るまで、あらゆる場面でその価値が認識されています。この概念に対する関心の高まりとともに、世界中から新しい研究結果が日々発表され、ウェルビーイングに関する知見が深まり続けています。

以下のFacebookグループに、最先端のウェルビーイング情報を日々投稿しています。ウェルビーイングの世界に触れてみたいなら、ぜひともそのグループの扉を叩いてみてください。新しい発見や刺激が、あなたを待っているかもしれません。自分自身のウェルビーイングを深める旅は、そこから始まるのですから。

https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo

太田雄介氏
株式会社はぴテックCEO 兼 CHO(ハピネス)
慶應義塾大学 システムデザイン・マネジメント研究所 研究員
一般社団法人ウェルビーイングデザイン 理事

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2023.10.10
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vol.14 第3回(全3回) 私と運動の関わり ③

vol.14 第3回(全3回) 私と運動の関わり ③

 運動の降圧効果とその機序は確認出来たが、運動を中止すると血圧は1ケ月後には元に戻った(本山ら1998)。つまり運動も薬同様に降圧はするが、高血圧の根絶も出来ていなかったので原因療法ではなかった。

 私は本態性高血圧の研究にRA系から入門したが、RA系は実は先祖が3~4億年前に海から陸上の無塩生活に移る際、陸上での食塩不足を補う為の体内食塩リサイクル装置として天に授かった装置だった事を知って驚いた。自然界の陸上動物達が今でも無塩下に正常血圧で生存出来ているのはRA系のお陰である。食塩過剰の現代人は全員RA系であり、食塩過剰の日本人は運動の脱塩利尿効果も白人より大きい(清永ら1985)。

 高血圧と反対の本態性低血圧のRA系(今川ら1982)には一寸驚いたが、恐らく多くの食塩貯留性遺伝子が進化の過程で退化し、その分をRA系が代償していると解釈される。

 要するに人の血圧は食塩貯留性遺伝子の土台の上に、各人各様の生活習慣が重なり千差万別となる。生存上必須の栄養素(塩・糖・脂など)は美味で摂取を誘うが、天意を無視して美味を貪る者には媚薬となり生活習慣病を招く。反対に食塩摂取が少ない程、血圧は低いし(Stamler 1988)、長寿する(米国生命保険400万人集計/1935-1954)。人はアルコール分解酵素の強弱で上戸~下戸に生まれるが、アルコール無しには誰も酔わない、と同様に無塩下では本態性高血圧も無い(Oliverら1975)。私は定年退職までの研究成果を歴史にも照らして “本態性高血圧の元凶=食塩”との結論に到達した。以来 ①に減塩、②に運動、③に薬、と謳歌している。

 運動の降圧効果は対症療法でも、副作用では降圧薬とは正反対に強力な有益効果が広範囲に及んでいる。

先ず動脈硬化関係では脂質異常の改善(Brairら1992)・特にHDL(善玉コレステロール)(佐々木ら1998)、インスリン感受性低下の改善(Schwartzら1991)・糖尿病の予防・加齢昇圧度(沢田ら2003)、肥満・内臓脂肪の優先(Schwartzら1991)等々。その様な動脈硬化の過程をhomocysteine(=動脈硬化促進作用)が生化学的に手伝うが、運動はそれを下流のhomocysteine(→動脈硬化)に変え、更に下流でタウリン(脱塩利尿作用)を齎す (田辺ら1989)。

 動脈硬化予防以外の効果も多岐に渡り、特に癌の予防効果にはまさかと驚いた(沢田ら、2003)。認知症も或る程度予防する報告(Laurinら2001)が相次いでいる。胆石症でも著明な予防結果が全米ナースの統計で示されたし(Leitzmannら1999)、一般高齢者の余命すら3倍も伸ばした(Hakimら1998)。以上は私の古い情報で申し訳ないが、他にも世界中で益々多くの朗報が溢れている。 

 ところで私の運動は水泳に始まったが、故 木原光知子さん(元オリンピック選手)のコーチでクロ―ルが得意になった。職務合間のプールから、時には内外の海(石垣島・ヌメア等)での石鯛子魚との戯れなど生涯忘れ難い。年間目標365km、実績は半分以下の連続に重大決心し、辛うじて目標を2回は達成出来たが、これはやはり無謀だった。水泳(特にスキューバダイビング)は浮力で骨を脆くする事を気にしていた矢先、67歳時に脚立から転落して初骨折の激痛体験に「やっぱり!」と、同時に「やっと!」と頷かされた(新米医師の頃から患者の苦痛を実体験しておきたい為の骨折願望が、定年も近い頃にやっと!)。翌68才からは歩行や登山に転じて日本100名山の半分を84才(2013年)の御嶽山踏破で終えた。1年後だったら噴火と共に天まで登り詰めたかも? 以後は細々乍ら水泳やエルゴメーターで人生の最終コースをうろついている 。

  「健康の維持には努力を惜しんではならない。安静時には生体の熱は衰え体内に余分な物が生じる。運動で熱が燃焼し余分な物すべてが放出される。最高の質と量の食事も運動の効果には敵わない。運動は多くの間違った健康法の弊害を排除してくれる」 (ヒポクラテス420BC)。 

国際高血圧学会名誉会長

福岡大学医学部名誉教授

九州大学医学部卒業

荒川規矩男

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2023.8.10
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vol.14 第2回(全3回) 私と運動の関わり ②

vol.14 第2回(全3回) 私と運動の関わり ②

 本態性高血圧の原因は福大へ移っても尚、モザイク説(多種原因がモザイク様絡み合い説)が学界を風靡していた。医学的には本態不明でも、物理学的には 血圧≒血管容積×血液水嵩量 なので、血管拡張薬や利尿薬で薬理的に降圧出来る筈である。実際にこれが1950年以来、現在まで出回っている全ての各種降圧薬の降圧原理である。降圧さえ出来れば高血圧に伴う脳卒中や心筋梗塞などさえも予防出来る事まで立証(Freisら/ VA Study 1970)されて以来、現在でも“高血圧→薬物治療” の短絡が風習化している。然し服薬を怠ると血圧は直ぐ元に戻る事で自明の様に、降圧薬は解熱薬や鎮咳薬などと同様の対症療法に過ぎず、原因を治しているのではない。

 

 一方、中国の古典(479-300 BC)に「食塩過食は脈を固くする(≒血圧上昇)」と有り、近代でも「本態性高血圧の原因は生活習慣か?」等の論文(Reis,1931)が、私を生活習慣へ誘った。生活習慣の中で食塩の論文は散見されていたが、それ以外、特に運動の論文は稀有な上に、研究方法や結果も幼稚だったので、WHO Bulletinは1883年まで「減塩以外の効果は不明瞭」と断じていた。

 

 福大では8年後に入局してきた大学院生達を迎え、漸く体育学部(現:スポーツ科学部)の進藤宗洋教授・田中宏暁助教授らと運動の共同研究を始めた。先ず運動の強度は福大自慢のニコニコペース(50%強度)で始めたが、念のために75%強度と比較検討した所、やはり全ての指標で50%強度の方が優れていた(松崎ら1992、 田代ら、1993)。それを自転車エルゴメータ運動に応用し、既存の論文で曖昧だった点を正して開始した。結果の第1報をアメリカ心臓学会 (AHA)で発表 (清永ら 1985)した所、WHO Bulletin 1991に紹介されて驚いた。その間、降圧薬の開発で義務付けられている2重盲験法(実薬群と偽薬群への割り付けを、医師・患者の双方を盲にして実施する方法)が、運動では偽運動が不可能なので、次の試験までにその代案を練り続けた。

 

 先ず観察期間から①運動群と並行して非運動群を比較対象群に置き(その両群間の背景因子に差なし)、代わりに全期間中 ②食塩摂取量と、③ 体重 を不変に保つ様に厳重指導して毎週チェックし、違反資料は除外することにした。結果は非運動群に比して、運動群のみ降圧、且それはNE血漿量血中Na/K 比と相関(浦田ら、1987)。これがそっくりWHO・ISH(国際高血圧学会)合同ガイドライン1993に化けたので、直ぐ翌年の米国ガイドライン(JNC1994)を始め、忽ち世界中へ高血圧の運動療法は広まった。

 

 以上の降圧効果を齎した筈の医化学的機序を芋づる式に20年間、追及し続けた結果の総括を以下に要約。

①血中ノルエピネフリンNE(=交感神経活性の指標)(→血管冠拡張作用≒交感神経抑制薬と同作  

 用)。その機序として

 a)血中 PG-E(NE分泌の抑制作用物質)が3倍尿中食塩排泄(清永ら、1985)

 b)血中タウリン(NE分泌の抑制作用物質)が26%血漿NE(田辺ら、1989)

 c)逆にEOLS(NEの増加作用物質)は(古賀ら、1996)

②血圧↓∝血漿量↓・血漿Na/K比↓・赤血球容積↓・血漿NE(浦田ら、1989)。  その脱塩作用機序として

 a)当時新話題のANPやEOLS(共に体液排泄作用物質)は共に(他の脱塩因子によるnegative

   feedbackか?)

 b)上記a)と逆に、尿中ドパミン(脱塩利尿作用物質)、血漿量(木下ら1989)

 c)腎ドパミンの生合成と脱塩利尿作用の機序:運動で使ったエネルギー物質(ATP)の残渣(アデノ

   シン)が、腎酵素を活性化し、生じたドパミンが脱塩利尿作用を来たしていた。よって腎の運動

   性利尿作用機序が解明出来た(堺ら、1996、竹迫ら、2001)。

 

以上、運動の降圧効果を確証し、その作用機序は恰も現在の全ての各種降圧薬の合剤化同然であった。研究に従事した大学院生11名に学位が授与されたが、彼らを現場で直接に指導して戴いたスポーツ科学部、並びに内科の教職員一同の指導の賜物でもある。私の永年の夢も叶えさせて戴いた皆様へ感謝の他ない。

国際高血圧学会名誉会長

福岡大学医学部名誉教授

九州大学医学部卒業

荒川規矩男

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2023.6.10
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vol.14 第1回(全3回) 私と運動の関わり ①

vol.14 第1回(全3回) 私と運動の関わり ①

 運動の研究を私は福大就任8年後から始めたが、次第に自分でも運動(特に水泳)に滅入り込んでいったので、人々から「学生時代の部活の続きですか?」などとよく聞かれた。実は私は本来、運動は苦手な上に、郷里(大隅半島の田舎町)には海は勿論、プールも無い時代。せいぜい夏休暇に霧島温泉プールで父に古式の泳法を習った程度であった。小学2年次に日支戦争、6年次には日米戦争も始まった。その頃、健康優良児に選ばれた事が今でも不思議である。

 中学(鹿児島2中)では苦手の体操や軍事教練で鍛えられ、その2科目が何時も私の席次を落とすので運動が益々嫌いになった。3年次の半ばからは学徒動員、4年次の夏に動員先で終戦。結局、小学2年から中学を終える頃までの戦争っ子。

 翌年の高校(旧制/七高)は市内の鶴丸城城址内にあった校舎が戦災で鹿児島市ほぼ全体と共に完全に焼失していたので、出水の海軍航空隊跡のバラック校舎に入学、しかも食糧休暇なるものが頻回に有ったので、授業は辛うじてで、運動など飛んでもなかった。                            

 九大時代の4年間で食料難は次第に解消された。卒業後は医化学の大学院でプロタミン(ボラの睾丸のタンパク質)の化学構造解明の下請けをさせられたが、そのテーマが教室看板の名称(医化学)からは程遠い事に辟易した。当時の日本ではタンパク質の構造解明が焦点だった様で、その中の小さな分子のプロタミンの構造を東大・京大・九大の3施設で競争中であったので仕方なかった。研究の合間に図書室で同じ蛋白・ペプチド分野の近着論文をめくっていると、文字どうり医学の化学論文が泉の様に湧出していて吃驚仰天した。例えば高血圧の病因に関してレニン・アンジオテンシン系(RA系)と言う新昇圧系物質に関する諸論文に度肝を抜かれた。高血圧学は学生時代の講義で僅か5分間位聞いただけだったし、高血圧の重大さすら深刻には認識されていなかったので、同じ蛋白・ペプチドの分野で日米の研究テーマの違いに刮目させられた。そこで私は与えられたテーマの論文を仕上げた後は、一人で勝手にRA系阻害薬の研究を始めた。然し一介の大学院生にそれを許す環境など当時の日本には有り得ない事を悟り、その道の第一線のルツボへ飛び込む事にした。                                 

 留学で溜飲を晴らしての帰国後は内科に入局し、直ぐ関連病院(八幡製鉄病院)に出向したが、2年半後に九大に新設予定の循環器内科の助教授に任命された。早速その道で懸案のヒト・アンジオテンシンに取り組み、約2年間で解明出来たので、益々RA系の研究に没入して行った。然しその頃、全国的な学園紛争が起こり、九大医学部でも、教授会 対 教官会(助教授以下の教官会)と言う対立した会で、私が教官会側の会長に選出された。教授を助けるべき身分に矛盾する狭間で、私はストレス性胃炎を患い、早々に同役員を辞職させて貰った。偶々その頃、若い一人の研究生から和白海水浴場に誘われ、そこで手・足ばかりか全身全霊迄100%完全に縦横無尽に動かせる解放感が、私に生涯忘れ得ぬ心身の爽快感を焼き付けた。学園紛争が漸く収まり始めた頃、福大に医学部が新設されるとの事で、私もその打診を承諾した。赴任2年前頃だったが当時の新聞で、福大体育学部に運動生理の専門家の存在を知り、私は運動の研究を夢見て胸を膨らませ乍ら、益々水泳に凝りだした。

国際高血圧学会名誉会長

福岡大学医学部名誉教授

九州大学医学部卒業

荒川規矩男

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2023.4.10
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vol.13 第3回(全3回) 女性の自覚症状を考える~女性はデリケート

vol.13 第3回(全3回) 女性の自覚症状を考える~女性はデリケート

女性が、日常、性器に関して気になる症状は下腹部痛、不正性器出血、おりもの(帯下)、掻痒感などでしょう。これらの原因を考える時に必要な知識をここでお話ししたいと思います。まずは骨盤腔の最深部にある膣・子宮・卵管・卵巣について。

 膣壁は外陰部から続く管腔で、表面は全身の皮膚と同じ重層の扁平上皮で覆われ子宮膣部へと繋がっています。したがって、表面は物理的接触や感染にも強く、しかも常在菌(乳酸菌の一種)により乳酸が産生され強酸性ですので、一般病原菌感染は起こしにくく、これを膣の自浄作用と呼びます。膣粘液の酸っぱい臭いは正常です。子宮は鶏卵大で、膣部・頸部・体部に分かれ、内面は頸管から逆三角形の子宮内腔、そして両側の卵管へと続き、腹腔内へ開口しています。男性の腹腔は閉鎖されていますが、女性は膣から腹腔へ生殖器を通じて穴が開いているようなものです。これはまさに受精のための構造なのです。一方、感染が発生すれば容易に拡大して卵管炎や腹膜炎にまで波及します。卵巣(鳩卵大)は左右の骨盤壁から卵管方向に靱帯でぶら下がっています。したがって、通常は腹壁からそれらの内性器は触れませんので婦人科診察(内診)が必要です。

 排卵機序を理解した上で、この周期性を最も良く把握できるのが基礎体温測定です。婦人体温計で朝、安静時に検温して表にプロットしますと、正常女性は14日周期で低温相と高温相の二相性になります。排卵後高温相になり、下がってくると月経が始まります。この変化は卵胞や子宮内膜の変化と連動していて、体の変化を理解するのに役立ちます。月経の後は低温相ですが、この間に卵巣では卵胞が徐々に発育し、14日目頃に排卵します。卵胞から分泌されるのが卵胞ホルモン(エストロゲン)で、卵胞肥大に伴って分泌が亢進。排卵後、卵胞は黄体化(黄色に変化)して、黄体ホルモン(プロゲステロン)分泌が高まります。両ホルモンは子宮内膜に作用し、排卵までに増殖した内膜は(増殖期)、後者の作用でさらに内膜腺は肥厚して受精・着床に備えます。この変化は妊娠のためですが、受精がなければ黄体は消退して肥厚した子宮内膜は剥離します。これが月経です。排卵後妊娠すれば、黄体はさらに発育して妊娠黄体になりますが、黄体ホルモン分泌もさらに亢進し初期の妊娠を維持します。

 月経時には内膜排出のために子宮は強く収縮し、下腹痛(月経痛)も生じます。排卵に向かって頸管粘液(透明な帯下)が増加するのも精子の運動を高めるのに役立ち、排卵期に下腹痛や少量の出血があるのも関連性を示唆します。当然、外性器である乳房の張りや分泌物の変化もホルモンの乳腺作用です。このような性ホルモンの影響は精神症状にも関係し、排卵後生じる腹痛・頭痛・食欲不振・心悸亢進・精神不穏など、月経前症候群(月経前緊張症)もデリケートな対応と理解が必要になります。

 以上、女性は「強く、複雑で、デリケート」というキーワードで産婦人科医としての思いを綴ってきましたが、日常生活の中で感じられる女性の愁訴も、客観的に判断するためには自身の周期的な体調変化を理解しておくことが必要で、そのためには、基礎体温を測定してみては如何でしょうか。その知識があれば、基礎体温表と症状の関係からその時々の自己診断も可能であると思います。LGBTQなどの性の認識や生殖補助医療なども多様化している現在、まずは基本を理解して受容の判断をする必要があると感じています。

一般社団法人福岡県社会保険医療協会
理事長

特定非営利法人福岡市レクリエーション協会

会長
福岡大学医学部 名誉教授

瓦林達比古

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2023.2.10
メールマガジンコラム

vol.13  第2回(全3回) 男と女―女性の生理を理解する ~女性は複雑

vol.13  第2回(全3回) 男と女―女性の生理を理解する ~女性は複雑

ここで性差を少し医学的な視点から考えてみたいと思います。まずは受精時に生物学的な性は決定し男女ができますが、分化して行った個体においてはあらゆる面で大きな違いが認められます。

男性はY染色体により精巣が形成されますが、12歳頃には射精(精通)が始まり、女性は同時期に最初の月経(初潮)が発来します。その後、時期が来れば男性は性交により精巣で作られた精子を女性の膣内に射精して、タイミングが良ければ妊娠が成立します。

鞭毛(しっぽ)を持った精子は膣内から子宮頸管・子宮内腔・卵管内腔を泳いで上行し、卵管膨大部で卵巣から排卵されイソギンチャク様の卵管采で捕獲された卵子と受精。そして、受精卵は卵管から子宮腔内に卵管運動により逆行して運ばれ、肥厚した子宮内膜に着床し妊娠が成立します。これからの過程では、胎児の保育器となる子宮が重要な役割を果たしますので、この臓器について触れておきたいと思います。

 子宮は平滑筋の袋であり、内腔は内膜で覆われています。ヒトには3種類(横紋筋・心筋・平滑筋)の筋肉があり、それぞれ臓器を形成していますが、動きの制御は異なり、横紋(骨格)筋は神経系で随意に動きますが、心臓は刺激伝道系、平滑筋には自動能があり不随意筋です。平滑筋臓器は多く、胃や腸などの消化管、膀胱・尿管、気管、血管、そして子宮や卵管などです。

それぞれ機能に応じて収縮・弛緩を繰り返し、食物、尿、空気、血液などを移動させますが、子宮においては胎児、卵管では受精卵です。いわゆる陣痛は出産時の主役の一つですが、実は子宮収縮なのです。この力で胎児は体外へ押し出されます。

妊娠期間はほぼ10か月(280日)ですので、大変長い時間経過で、未妊娠時には50g程(鶏卵大)であったものが、胎児の成長に応じて妊娠末期には1000g程に肥大します。陣痛は妊娠期間中は抑制されていますが、児が成熟すると自然に発来して分娩となります。産後は強く収縮し、一か月もすればほぼ妊娠前のサイズに戻ります。陣痛発来については「潮の満ち干」との関係など、昔から人々の大きな関心事でしたが、子宮は人体では他に見られないダイナミックな臓器なのです。

 子宮や卵管の生殖臓器としての役割は受精、妊娠の維持、分娩ですが、その目的のために、女性には大きな肉体的な変化が生じ、日常生活にも大きな影響を及ぼすことになります。

女性の一生は卵巣機能に依存しており、卵巣では200万個程の再生しない原始卵胞が毎月1個の排卵に300個が準備され、月経1日目には20個に、更に月経5日目に1個の卵胞が選ばれ(優位卵胞)排卵に向かいます。この卵の成熟や排卵のメカニズムは、脳幹の視床下部・下垂体の卵巣刺激ホルモンによって毎月制御され妊娠に備えています。したがって、タイミング良く排卵前後に性交すれば、当然、妊娠の確立は高くなるのです。

卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)などの女性ホルモンは子宮内膜にも作用していて、排卵後に内膜は著しく肥厚し、着床の環境を整えています。女性において、排卵される卵子がなくなる時が閉経で、卵巣内の原始卵胞は数万個にまで減少しています。ヒトの一生を考えますと、女性は男性に比し変動幅が大きく、明確な小児期・思春期(初経12歳頃)・性成熟期(妊娠・出産)・更年期・閉経期・老年期があるのです。

一般社団法人福岡県社会保険医療協会 
理事長 

特定非営利法人福岡市レクリエーション協会 

会長 
福岡大学医学部 名誉教授

瓦林達比古

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2022.12.10
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vol.13  第1回(全3回) 男と女―女性の生理を理解する ~ 「種のいのち」と染色体―女性は強い ~

vol.13  第1回(全3回) 男と女―女性の生理を理解する ~ 「種のいのち」と染色体―女性は強い ~

 近年、わが国では少子高齢化が急速に進行し、総人口も労働力人口も減少していますので、以前よりずっと女性の社会進出が進んで共働きも当たり前、女性の起業家も増えています。さらに、性別による役割分担などの固定観念にとらわれず、誰もが平等で公平に行動できるようにする、ジェンダーフリーの考えが浸透してきました。

 しかしながら、男性と女性には生物学的に大きな違いがあり、生殖(Reproduction:再生)生理学的な意味合いからすれば、親から子へと世代を繋ぐためにはその違いが必須です。多くの動物種に含まれるヒトには、必ず尽きる「個のいのち」と、世代を繋ぐことで維持される「種のいのち」があるのです。種が消滅すれば個は存在しません。この大原則は昔から変わりませんが、わが国では個人の寿命は延びていますが、未来を担う子供の数は激減している、それが少子高齢化なのです。

 私は「団塊の世代」(昭和22~24年)の生まれですが、この3年間に毎年270万人が出生し、約800万人の人口の集団が誕生しました。ところが現在では、2019年から年間出生数は80万人台にまで減少し、少数の若者が多くの老人を支えなければならない超高齢社会が到来しました。少子化の背景には、未婚率の増加や晩婚化がありますが、結婚しても子供を持たない夫婦も増えています。価値観の多様化や経済的な理由も大きいと思いますが、根本的には男女ともに性差と世代を繋ぐ意味の理解不足が関係していると感じています。

 私は産婦人科の医師ですが、毎月定期的に生じる排卵や月経など、自分の心身の変化の背景を理解していない女性の多さに危惧を抱いてきました。これは、わが国の幼少時からの教育に問題があるのかもしれません。男女共に、妊娠・出産・育児における双方の性の違いを医学的かつ客観的に理解し、改めて「種のいのち」や「父性と母性」の意義に思いを馳せる必要があると考えています。

 そこで、まずは染色体から。

 性別は性染色体で決まります。ヒトには23対、46本の染色体があり、44本の常染色体(以下常)が多くの遺伝情報を伝え、X、Yの性染色体(以下性)で性が決定されます。女性は常44本と性X・X、男性はそれぞれ44本とX・Yです。受精は卵子と精子の結合によって成立しますが、配偶子(卵子、精子)の染色体は半分に減数分裂していて、卵子が常22本と性X、精子が常22本と性はXかY。つまり、Xを持った精子とYを持った精子のどちらが偶然に卵子に結合するかで生まれる赤ちゃんの性が決定されるのです。

 Y染色体には精巣決定遺伝子が存在し、形成された精巣から分泌される男性ホルモン(テストステロン)により男性(性染色体XY)に分化し、一方、X精子の受精卵からは卵巣が形成され、分泌される女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)によって女性(XX)に分化します。この過程が基本的な性差の始まりです。XはYよりはるかに大きく重く、遺伝情報も多いと思われますので、女性は長命で概して強いのも納得できます。

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